実験住宅: 竹の家(複数階架構モックアップ)

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竹の家

バングラ・バンブー・プロジェクト
設計: ケ・エム・イフテカル・タンヴィル+江尻憲泰+山下秀之+岩野太一
施工: 長岡造形大学+江畑造園+高橋工務店

バングラデシュの経済成長の裏側では、過激な人口増加の問題があります。現在、北海道の2倍ほどの面積に、日本の人口を大幅に越える1億6000万人が生活しています。2050年には、2億2000万人(今後40年間で70%増)になると言われています。
ほとんどが農村人口です。農村の住宅のほとんどは、農民の手による「竹でできた平屋」です。よって、人口増加→農地の宅地化→自給率の低下・農作の放棄という図式が、顕在化しつつあります。政府は、この大問題に対して、政策を準備していません。しかし、近い将来、絶対的に政策を打ち出す必要があります。
本プロジェクトは、以上を背景に、バングラデシュ特産の竹を主体構造とする複数階住宅を建設によって、人口増加による農地の宅地化をとめ、環境負荷を低減することを目的としています。洪水や暴風に強い構造を担保するべく、現地のボラック竹(世界最強の竹、南米産グアドゥアに匹敵、23年で成木)による複数階の高床式住宅システムを研究開発するものです。

長岡造形大学による基礎研究が2009年からはじまり、2011年3月には、LIXIL住生活財団と研究会を組織し、実際に現地の竹を輸入し、この地で架構体モックアップ建設に着手しました。輸出禁止品目であるボラック竹ですが、バングラデシュ政府の特別な許可を得て、この地に海路で運び込みました。
短期間で成木になる竹の建材化による環境の持続性を目指すものです。このモックアップにより、現地の農民の手により建設可能であることを、実際に私たちが学生たちと造ってみることで確かめ、改善すべき点を見極め、竹やなまし番線の経年劣化をモニタリングしています。

長岡造形大学 建築・環境デザイン学科教授
江尻憲泰(構造) 山下秀之(意匠)

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